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「木見金治郎九段愛用の駒」豊島龍山作法眼董斎御蔵島黄楊根杢盛上/
   中井捨吉八段直筆極め付き桑杢時代駒箱・由来書(K608)



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 木見金治郎九段。戦前期の関西将棋界の雄。弟子には中井捨吉八段・大野源一九段・升田幸三九段・大山康晴十五世名人、昭和の将棋界を牽引したそうそうたる大棋士が名を連ねる。
 大山名人は昭和10年に木見門の内弟子となり、よく駒を磨いたそうで(大山康晴著「人生に勝つ」)、本作、若き日の大山名人に磨かれていた可能性が大きいと思います。

 書体は「法眼董斎(ほうがんとうさい)」。幕末の能書家、法眼松本董斎の銘です。豊島龍山は特に高価駒にこの書体を用いました。当時の人気の書体です。木地は御蔵島黄楊。余り歩は1枚です。
 サイズ(縦*横*厚さ/約mm) 王将30.4*26.9*7.7  歩兵24.9*20.0*5.9

 使用・経年によるスレ・漆のヘリ等の使用感がございますが経年のわりに状態は良好です。

 写真の中井捨吉八段直筆「極め」付きタモ駒箱、「駒の由来」(おそらく中西氏記)が付属いたします。



「木見金治郎九段愛用の駒」豊島龍山作法眼董斎御蔵島黄楊根杢盛上/
   中井捨吉八段直筆極め付き桑杢時代駒箱・由来書(K608)


  販売価格   700,000円  (税込・送料込)


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